マラナタ18号報告: 教会一日研修会

 今年の研修会の主題は、「賜物たまものを活かしあう教会」でした。

 9月15日(日)礼拝後、教会ホールで「教会一日研修会」がもたれました。21名の参加で講義を受け、その後3つのグループに分かれて話し合いをしました。会は、讃美歌289「みどりもふかき」を讃美して始まりました。國磨呂牧師は講義の中で、聖書に基づき賜物とは何かを明らかにしてくださいました。

その後、それぞれが「賜物を見分けるチェックリスト」の、A~Gの7項目に割り振られた84の設問に取組みました。戸惑いながら、4段階(3・2・1・0)の判定で点数化していきます。それを項目ごとに集計すると、A「教える」、B「指導」、C「預言」、D「慈善」、E「勧める」、F「奉仕」、G「施し」の7つの賜物の内、どこに自分の特性があるか(どこが高い点数になるか)が示されてきます。

それをもとにグループでの協議に移り、各自に与えられた賜物を具体的にどう活かすか、話し合いました。最後にグループごとに報告をし合って会を閉じました。

 以下にグループごとの報告の概要を記します。

グループA
・「教える」、「奉仕」の賜物の傾向がある方が多かったが、「慈善」と「預言」の賜物を持つ方もいた。
・具体的に何ができるかを考えた時、「慈善」が難しかった。「教える」については、「子どもたちを教会に招くアピールをするために」何ができるかとの視点が多かった。
・身近なところから、「花壇や墓地の整備」、「お休みされている方のために祈る」、「教会でのこと、神様からいただいた愛を周りの方にお話しする」等の意見もあった。
・歌う喜びや賜物という点で、「讃美歌を歌う会」を作ったり、礼拝後の交わりの時間にヒムプレーヤー(讃美歌が収録された機械)を使って新しい讃美歌の練習を始めたらどうかとの提案もあった。

グループB
・点数の高かった「賜物」について、その結果に納得のいく人が多かった。
・自分の賜物をこれからどう生かしていくかについては、「教会学校等で若い人たちの育成をしていきたい」、「子どもたちやそのお母さん方の話を聞いていきたい」、「自分の子どもに信仰をのべ伝えていきたい」、といった次の世代への信仰の継承への願いが多く聞かれた。
・「今、精一杯やっているが、体がなかなかついていかない」といった意見もあったが、周りの人々は大いに励まされている面があり、無理をせず喜びをもって賜物を活かしていくことが大切と思われた。

グループC
・奉仕の賜物が高い人が多かった。
・接点を求めて、高齢者、新来会者、教会を離れている方等に訪問・連絡ができるようにしていきたい。
・今、何が求められているかに敏感になり、応えられるようにしたい。
・「子育てカフェ」、「子ども食堂」なども教会の業として取り組めるとよいのではないかという意見もあった。

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